2015年7月14日火曜日

【会社員の接待術❸】居酒屋が料亭に変わる!門番がすべき6つのこと


「外のメニュー、傾いてるぞ!」

あなたはディズニーランドのスターツアーズで遊んだことはあるでしょうか。アメリカのアミューズメントパークは入口からの期待感を煽る「導入のつくり方」が極めて巧妙で入る時点から大ホールへと向かうストーリーが完璧なまでに構築されています。

格式の高いリゾートホテルや高級旅館、料亭などで共通するのは、お客様が玄関へと到着するまでに通った町の雑踏や込み合う電車といった日常空間とは一度隔絶され、「日常と非日常の境目」をまたいだ瞬間からお客様の心安らぐプライベート空間がはじまるということです。

 

冒頭は私が勤めていたレストラン支配人のスタッフへのお叱り(激怒)ですが、その本質はおもてなしをする皆の心構えはもちろんのこと、お客様の期待を上回るはずの完璧なストーリーが入口の傾いたメニュー一つで台無しになることにあります。

入口でクロークに手荷物を預け、挨拶するスタッフの中央を通り抜け、スーツで決め込んだ受付に予約の旨を伝え、時間まで脇のバーで一杯飲み、メンバーが揃ったら先頭で案内係を従えながら誇らしくレッドカーペットの階段を下り、ゴージャスな吹き抜けのレストランホールへと入る。

この一連の心地よいおもてなしストーリーを完璧に演出するための冒頭が入口なのです。あなたもこの「導入」のおもてなしを粋に演出し、冒頭からの期待を超えるサプライズを提供しましょう。


 

★門番を立てて居酒屋を料亭に変えよう★

あなたもできる‟素人門番5つの鉄則”

 

❶ お客様が見えたらこちらから歩み寄りご挨拶する。

 

❷ お客様に「お荷物をお持ち致します」と声をかける。

 

❸ お店へとお客様を先導したら1人は全員の靴を整理。もう1人は先頭に立ち個室や座敷へと誘導する。

 

❹ 個室や座敷にいるあなたの上司や同僚は全員起立をしてご挨拶しお客様を迎え入れる。

 

❺ お客様のコートをお預かりしてハンガーにかけ、カバンは1箇所にまとめておく。

 

❻ メニューや灰皿をさりげなく差し出し、お酒の注文を率先して伺い商談をスタートさせる。

 

あなたがもし「すべてやっている。」と言い切れれば私は本当に嬉しいです。しかし残念ながら私が知る限り、これらのことが徹底できているビジネスパーソンは「8%にも満たない」というのが正直な実感です。「こんなの日本だけ。」という方もいらっしゃるかもしれません。本当にそうでしょうか。ちなみに私が以前勤めていたこのレストランはアメリカが本店の・・・

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無礼講など、ない。 あなたを応援しています。 by isso


心に刻みたい賢人の言葉  植西 聰


▮ ある喫茶店での決意


「幸運の女神は 準備されたところにやってくる。」細菌学者 ルイ・パスツール

名言集は少しの時間でも喫茶店などで読めるのでとても気に入っています。そして不思議なことにこれらの言葉は日々の行動に全力を傾けているとき、元気になるメッセージがフッと目に入ります。

「その辺で良しとしましょうよ。まあまあ気楽にグイッと。私も齢50を過ぎて…」

「人間、志を立てるのに遅すぎるということはない。」スタンリー・ボールドウィン


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