2015年7月31日金曜日

【負けない社員の処世術❸】パワハラの撃退方法~即日実践マニュアル


「パワハラ」もしくは「パワハラのようなもの」を受けていて、明日にでも辞表を出して会社を辞めようかと悩んでいるあなた。
ちょっと待ってください。

あなたが上司や先輩から「パワハラ」のようなものを受け、いじめられているような状況であるならば、あなたにはいまの会社で今日、もしくは明日にでもすべきことがまだ二つあります。一つはいますぐ総務や人事に状況を説明して異動を願い出ること、そしてもうひとつは反撃することです

一つ目はあなたにとっても、相手にとっても物事を穏便に済ませる方法です。しかし二つ目はあなたのためにも、同僚や後輩のためにも、会社のためにも、穏便には済ませません。

社会人の暴力は即刻逮捕ですので殴ってはいけません。ですが直接言ってわからせましょう。なぜならば「あなたに尊厳と自信を取り戻す」必要があるからです。そのための手順をこれからお教えします。そして小さな勇気を振り絞り、返り討ちにしてやりましょう。


 ★臆病なパワハラ行為者を図に乗らせるな★

[パワハラ撃退マニュアル-即日実践編]


【目的】 あなたと相手のいまの状況や関係性、相手の本性を公衆の面前で暴露し会社全体に知らせること。

【ポイント】 主張は[目の前の無理難題][直近の無礼な行い][過去からの連続性(期間・内容)]といった事実の公開に集中し、相手の人間性や人生観やあなたの感情論には触れずに周囲を味方につけること。


事前準備:


録音されても問題のない範囲で言いたいことを簡単に整理する。※脅し文句や脅迫、暴言は絶対厳禁

☑ 朝一番のオフィス、あなたの近くに大勢の人がいて、かつ相手より上の立場の人が大勢いることを確認する。※できれば相手とは別の派閥の人が大勢いると尚良い。


☑ あなたの相手が「座っている」ことを確認する。

 

反撃開始:


手順①:先手必勝・不意打ち(10秒程度)

「いいですか。」と声をかけ顔を合わせたら「直近の無理難題や不正な要求」とこれに対する「あなたの見解」を大衆の面前で怒涛のごとく相手にぶちまける。

☞パワハラを行う相手は、言い訳の先手を打つために先回りして出口をふさぎます。先手必勝で不意を突き、一気にまくし立てましょう。

 手順②:公開厳守・密室厳禁

1対1は絶対厳禁「あっちで話そう。」は拒絶する。

☞相手は1対1に持ち込みますが、大衆の面前に晒すためその手に乗ってはいけません。上層部や相手より上の人からなだめられた場合は、少なくともあなたと相手以外に3人以上を立ちあわせるのが理想的です。

 

手順③:正論の封鎖(10秒以内)

相手の言い訳には被せて言い返し、言い分をぐちゃぐちゃに掻き乱して潰す。

☞経験則や正論であなたに反論しますのですぐに被せて潰しましょう。あなたの主張は支離滅裂でかまいません。相手がヒートアップして滅茶苦茶になったら黙りましょう。

 

手順④:波状攻勢(約20秒)

あなたへの言い方や接し方など「過去からの理不尽な関係性や圧制」に対する反撃。

☞これこそがあなたが大衆の面前で主張すべき本題です。ここは声は大きくともできるだけ冷静かつゆっくり話すよう心掛けてください。

手順⑤:HIT&RUN(約10秒)

「相手1人+並々ならぬ気まずい空気+物々しい雰囲気」を残してその場を素早く去る

☞弱い人間はあなたを執拗に追いかけます。大衆の面前で相手の居場所をかき混ぜたらすぐさま逃げましょう。それは会社の同僚のデスクでも、気の合う先輩のデスクでも、総務でも、人事でも、帰宅しても良いでしょう。


手順⑥:総仕上げ(約10秒)


あなたがのうわさが残っているうちに社内を回り「あまりにひどくて・・・」と同情をかう。

☞あなたの味方(親しい同僚や先輩・後輩・同期・上司など)に話して回りましょう。翌日からは涼しい顔で出勤しましょう。相手が上司で気まずければ本社の人事や総務の人に相談するのも良いでしょう。

(つづく)


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