2015年5月22日金曜日

【即戦力獲得】上司の仕事術~新入社員を最強戦力に変える3つの心得

ゴールデンウィークが過ぎそろそろあなたのオフィスも新入社員が配属されて新鮮な空気に包まれているのではないでしょうか。やる気みなぎる新入社員は仕事への熱意にあふれていて職場の空気を一変させるパワーを持っています。これからあなたは上司や先輩として新入社員と一緒に仕事をしていくことになると思います。しかし経験がない、最近まで学生だった、というような理由で新入社員をサブ扱いしてはなりません。新入社員には「最強戦力」としてあなたとともに十分に戦っていけるだけのポテンシャルがあるのです。

~部下は上司を3日で見抜く~
「先輩」たちはあたたかく優しい眼差しで新入社員を迎え入れているかもしれません。しかし彼らは「あなた」ではなく「あなたの雇用主」が給与を対価に「戦力」として雇用しているのです。企業は中長期的な視点でじっくり時間をかけて新入社員を育成します。しかしこれは「甘やかすこと」とは同義ではないのです。上司や先輩のあなたは全力で新入社員を育成し戦力化することに集中する必要があります。上司や先輩としてあぐらをかいたり依存や甘えは許されません。気を付けましょう。

★新入社員の戦力強化~上司・先輩の3つの心得★

その1:「大人として尊重する。」
新入社員にはヤル気があり、やりたいことやなりたい自分への漠然としたイメージがあります。あなたと同じ自立した大人であると認識しましょう。

その2:「私物化しない。」
新入社員はあなたではなく会社と契約し給与を支給しています。時折新入社員を飲みに連れていくのはまだしも、会社や仕事への不平不満、愚痴を聞かせるなど言語道断。万死に値すると心得ましょう。

その3:「進歩した時代の先端にいると知る。」
上司や先輩であるあなたには過去の経験があります。しかし若い社員はいまへの研ぎ澄まされた感性を持っています。経験からくる適正な判断と、時代を反映する意見や見解は、どちらも同じく重要です。

【依存心が高く、自立していない人への対応】
給与(お金)はその人の提供価値への対価であることを厳に認識させましょう。目標はあなたではなく本人に決めさせましょう。あなたは強制してはいけません。自分で自分の目標を超えることだけが、成長し自信をつける唯一の方法であることを教えましょう。やれることすらやならいと、明日への進歩はありません。先人たちの血のにじむような努力について切々と教えましょう。それでだめならほっときましょう。

~ひよこちゃん~
「ひよこちゃんたち、よく頑張りました。」新入社員が上司に集められて何やら表彰されています。管理職の人たちもニコニコ笑顔で楽しそうです。私はそれまで新入社員と直接的に仕事をする機会が殆どなかったので微笑ましく見ていました。翌年、私の部署に新入社員が入ってきました。頭の回転が速く仕事もバリバリ。3年で転職しました。

さらに翌年、私のもとに新入社員が配属されました。温厚ですが根性は筋金入り、変態的な忍耐力を備えています。配属翌日からはオン・ザ・ジョブ・トレーニングどころではなく、オールタイム・ジョブ・トレーニングで実践訓練が始まりました。いま3年経ち、私が知る限り彼の実力は同期など比較の対象になりません。ある分野では多くの上司や先輩社員にも大差をつけているでしょう。 あなたの会社の新入社員は元気よくやっているでしょうか。

槍を持て。 

あなたを応援しています。 

by isso
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