顧客と会うのに資料の内容が薄くて何とかしたいあなたへ。
朝のオフィス。今日の午後一番は大切な顧客との商談。資料は完璧に準備され製本も完了。
説明のシミュレーションも３回しているので完璧。機嫌よく早目に会社を出て駅に到着し目的地近くのスタバでラテをすすりながら再度書類を見直して商談に入る。あなたにはこんな経験あるでしょうか。
実際のところは、昨日夜中までかかった資料のチェックをしてバタバタと音を立てて駆けずりまわり、どけどけと言わんばかりに同僚を蹴散らして顰蹙を買いながらコピー機を３台占拠、出力した資料をまとめトイレも我慢して飛び出していく。タクシーに乗り込みながら資料を製本して目的地に到着、商談の反応は、良くない。 そして商談が終わり思うのです。「準備が足りなかった、かな？」
これは私の体験です。あなたはどうですか。
～準備が足りない症候群？～
もしあなたが顧客だったら、徹夜して準備した内容を自信なさげに言い訳がましく提案されるのと、お題とは関係ない今朝準備したと思われる面白いアイデアを提案されるのではどちらが良いですか。私が顧客であればどちらも勘弁ですが次に会いたくないのは前者です。あなたが努力する限りあなたの準備が足りないことはありません。自信が満たされない理由を準備不足のせいにして言い訳したり、不安や疑心暗鬼な雰囲気を漂わすのはやめて、顧客に愛される快活なあなたでいて欲しいのです。
＜今日の３つのアクション＞
★急場凌ぎで大逆転！効果絶大３０分即席アクション★
完璧主義は忘れましょう。そして時間に追いつめられた状況を楽しみながらピンチをチャンスに変えましょう。あなたが目指し納得する完成基準は幻です。そこに達していなくても気に病むことはありません。顧客は自身の基準での有益な情報を求めているのであなたが提供したい情報を顧客が本当に欲しているのかはわかりません。一発当てるのではなく、時間がなくてもできる３つの小さなアクションで、少しでも顧客との接点を増やしビジネスへつなげましょう。
１．「ネットでレポート」即席マーケットリサーチ
ネットで公開しているPDFデータをダウンロードし自分の表紙と製本し持込みましょう。
※レポートからの売り込み術は別途ご紹介します。
２．「本屋でインプット」即席コンサルタント
書店へ直行し専門書籍を速読しましょう。顧客との情報格差は専門家への第一歩です。
３．「店舗でリサーチ 」即席覆面調査員
いますぐオフィスを出て店舗に立ち寄り写真を撮って実物ツールを収集しましょう。
できれば現場レポートを書類にして後日持ち込みましょう。
自信満々でプレゼンしてください。反応が薄くても気にする必要はありません。あなたの時間を短縮し、リカバリーの能力を鍛え、儲けに直結するセールスに注力しましょう。
絶大なる効果：その１
広い知見を持っていると認識されます。インプットを継続することで長期的に大きな差が生まれます。
絶大なる効果：その２
苦し紛れのピンチをやり過ごせます。議論の矛先を変え流れをつくることができます。
～なぜ10億円ビジネスなのか[第9話]～
どんなに優秀なビジネスパーソンも等しく与えられた「時間」の制約から逃れることはできません。あなたが目の前のビジネスに真剣に取り組んでいるとき、混沌とした美しくない光景が広がっていることと思います。しかしあなたが持てる時間の中で膨大な実務を処理し、いまある目の前のものに全力投球するときこそ、合理化へのビッグなアイデアが生まれるのです。あなたが理想とするゴールを実現するアイデアは、日々の平穏なオフィスではなく、あなたがあなた自身と格闘する熱狂する心にしかないのです。
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今日も小さなピンチを楽しもう。あなたを応援しています。 by isso
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