【徹夜しない会社員へ】はりぼて企画書を挽回する３時間超速リメイク

「間に合わない。徹夜しかない・・・か？」

あなたにも、依頼されていた企画書を前日に完成させるつもりで寝かせ、焦って徹夜で仕上げてみたものの結果は散々。。。なんてことがあるのではないでしょうか。

「口頭説明でわからない方が阿保。」と割り切り説明だけで乗り切れれば良いのですが、根回しによる合意形成で事が進むのが日本の会社です。

関係者への共通認識をもたらす企画書や資料への「紙様信仰」はいまだ根強く、資料から解放されるのはまだまだ先の話になりそうです。


私もいままでてかなり多くの企画書を量産し、幾度となく徹夜でピンチを凌いできましたが、儲かりそうな大きな案件は優先してきっちり進め、儲からなそうな無下にできない案件は最後まで放置していました。しかし「急場しのぎ」のテクニックはここでこそ磨かれるのです。

ハリボテ企画で周囲の期待値を超える３つの秘策

 

❶ はじめにつかむ （表紙を整えビジュアルを多用）

❷ 安心させる（ページを増やし体裁を整える）　

❸ 話を聞かせる（企画書ではなくあなたに集中させる）

  

★粗い企画書が３時間で大変身★

【超速５ステップ・リメイクメソッド】※min=所要分

 

手順① つかみの表紙 10min

表紙に写真やビジュアルを入れ、タイトル（文字は太め、１５文字程度がベスト）を入れましょう。※文字数が少ないとバランスが崩れ間抜けです。

手順② テンコ盛りの内容 60min

スカスカなページをそのままの順番で複数ページを１ページにギュッと押し込み凝縮して「見かけ」の情報量を増やしましょう。

手順③ パッと見華やか 60min

企画書の中にできるだけたくさんの写真を盛り込みコラージュしましょう。特定の１ページにたくさんの枚数を集中させるのではなく、全頁にまぶしながら全体量を増やしましょう。
  

手順④ 裏どり・理由づけの信頼感 30min

さらに余白があれば何でも良いので「リスト」「グラフ」「データ」を貼り付けましょう。１ページまるごとではいけません。2/3を占有する程度に留めましょう。できれば２つ以上入れられればベストです。

 

 

手順⑤ 体裁を気にする人対策 20min

全ページ共通の「明るい背景」「細めのページタイトル帯」を入れましょう。

固い顧客の場合は背景にうっすら明るい色を敷き,ヘッダーはグラデーション等の入った帯を入れ華やかにしましょう。ページの1/5以上を占領する太いタイトル帯はあまりに間抜けなのでやめましょう。場合によりページ下部に ©2015~Co,Ltd All right reserved 等の社名を入れましょう。

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外見は重要。　あなたを応援しています。　by isso

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▮ 最初に結論

この本ではテレビを切り口にプレゼンテーションにおける起承転結の逆の伝え方を紹介しています。「情報は３つ」「数字が不可欠」「ビジュアルや模型の威力」といった、プレゼンテーションや企画におけるヒントが満載です。上司や先輩、同僚に「あなたのプレゼンには起承転結がない。」と言われたらチャンス。本当の真実は「常識の逆側」なのです。




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