「 先輩、ここのやり方がわかりません。 」
「 はいはい。ここはこうしてこうして~ 」 ズビズズズ
「 先輩、さすがですね! 」
「 当たり前よ。あ、コーヒーもう一杯ください。 」
先輩にとって、教えたことを感謝してくれるほど教え甲斐のある有り難い後輩はいません。しかしここで考えなければならないのはできずに聞いている後輩のこれからではありません。聞いてくる後輩はほんの少しでも進歩しています。しかし教えている先輩には1ミリの進歩もありません。
「教え方を勉強している。」という捉え方もあるでしょう。しかし後輩を指導する立場の先輩は、後輩を教えるのは当然のこととしてもっと進歩しなければなりません。進化しない化石化した先輩とその下で白亜紀の指導を受ける後輩。あなたの師弟関係はどうでしょうか。
~かわいい化石先輩か、変革への挑戦か~
「ビッグデータ時代の到来とともに世界規模でのパラダイムシフトが加速しています。」 このようなピンと来ない話をあなたはどのように捉えているでしょうか。
私は以前から「~が変わる」とか「~3.0」と言われてもあまりに変わり映えしないその変化に興味が湧きませんでした。
ところがここ数年、さまざまな専門分野のサミットや大学の講演会、ビジネスシーンを通じて痛切に思うことがあります。それは私のような凡人でもわかるレベルで、世界的な「不可能の崩壊現象」が起きているということです。
情報・技術・ライフスタイルだけではありません。すべての分野において革新的な思想と実現するテクノロジーがあふれだしているのです。世界中の人と人が繋がったおかげでイノベーションの速度が急激に加速しているのかはわかりませんが、これから10年であなたを取り巻く環境が劇的に変わることは、どうも間違いなさそうです。
【注意】小さな行動で化石化を回避せよ!
★あなたの進化を加速する新・3大習慣★
☑ いつもの形に「全く異なる新たな試み」を加える。
気付くとまわりに誰もいない。こうならないためにも極めて小さな変化を日常から生み出しましょう。過去の栄光を自負しても意味はありません。あなたのいまの存在価値を増幅しましょう。☑ 「お金の流入口」を増やし「お金の職場」を探す。
流入量ではなく流入口です。あなたのビジネスでも投資でもそうですが、あなたの口座やあなたの会社を流れる小さな小川を増やしましょう。上流で大雨が降れば小川はやがて大河となります。そしてお金はできる限り消費ではなく投資「働いてもらう」ための職場に預けましょう。☑ 小さな1つを「大量に複製」する。
1つのビジネスや稼ぐパターンを複製することを常に考えましょう。大きく束ねた全体像を後から概念的に捉えても意味がありません。細かく分解して個別に捉えてから寄せ集めましょう。「価値交換」はビジネスの本質です。あなたはこれからも誰かに必要とされるため、新鮮で有益な価値を相手にもたらす「進化する人」になりましょう。
挑戦する会社 著者:神田昌典
▮ 離陸寸前のジェット機
「これからの5年間で、あなたのビジネスは完全に変わらなければならない。」営利団体と非営利団体による両輪ビジネスの必要性、予想を超えるコミュニティのパワー、個人で稼げる最低金額300億、世界中で莫大な寄付金を集めるクレイジーなプロジェクトの数々。
私が最近感じる大きな時代のうねり。「そうそう。」神田さんの本に同感です。
<本で読まれるあなたはコチラから>
進化する化石。 あなたを応援しています。 by isso
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