転職やビジネスにおける面接やプレゼンテーション、自己紹介といった様々な場面を通じて分かったことがあります。
それは、あなたや私が伝えたい「長々しくててんこ盛りの情報」には、面接を受ける相手は「興味がない」うえ、集中力が続かないためその情報を理解することができていないことです。

せっかちな人であれば話し始めて数分経つとビンボウゆすりが始まり、以降は聞いていないことすらあるのです。
その場合、相手があなたの全体像を聞き入れるかどうかを決定する分岐点は冒頭の2~3数分と別れ際の数秒といっても良いでしょう。
あなたの貴重な経験や高いスキルをきちんと伝えるため「はい、終了。」と相手の心にゴングが鳴る前に、素早くあなたの存在感を示し、はじめと終わり際で爪跡を残しましょう。
★面接を軽くする単純で超重要な3つのこと★

空気を換えましょう。背筋を伸ばすと口角が上がり言葉が変わります。
服装、話し方、ドアノック云々の前に姿勢を伸ばすことは「本当に重要」です。
簡単なこと。かもしれません。しかし姿勢はその場の印象を大きく、ではなく100%変える力があります。背筋を意識しビシッとした印象を与えましょう。
❷ 冒頭であなたの主旨を簡潔に伝え、全体を通じて相手を発展させられることを伝えましょう。
あなたの貴重な経験やこれからのチャレンジは必ず相手に発展をもたらします。「こんな私ですが」などと控えめに見積もってはいけません。あなたの体験や経験は必ず誰かが必要としています。
❸ 雰囲気や反応を気にするのはやめましょう。
「いい雰囲気だったのにダメだった。」これはあなたにも経験があるかも知れません。しかし、面接に限らず私の経験では「雰囲気は別段良くなかったのに最高の結果が出た。」という方が圧倒的に多いです。その場の雰囲気や反応は全くアテにならないと心得ましょう。
そして...
去り際を潔く。元気にあいさつし、スパッと切り上げましょう。「少し時間が足りない。」くらいが丁度よいです。
[ご参考までに]
あなたはエレベーターピッチと呼ばれるプレゼン方法をご存知でしょうか。
言いたいことを30秒以内で要約し、エレベーターに乗っている間に概要を説明するというテクニックです。
このトレーニングは非常に有効ですのでぜひ試してみてください。※エレベーターピッチについては、ネット上をググると無料で参照できるさまざまなコンテンツが紹介されています。
~イントロ~
「おっ、いいね。」私は最高に盛り上がる曲をいれました。クライアントの専務様も盛り上げて頂き私の気分は絶好調です。冒頭を少し歌うと、みなさん私のカラオケなど誰も聞いていません。
潔い引き際。あなたもイントロに、賭けてみてはいかがでしょうか。
はじめでスパッと切り込む。
終わりをスパッと締める。
途中はみんなおんなじ。
あなたを応援しています。
by isso
※この記事は2015年6月8日 転職ブログ記事を再編集したものです。
※「常識を打ち破る転職成功へのアクション」は2015年9月1日より当ブログに統合しています。
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